新人データマーケターの合田・松尾に突撃インタビュー。入社3か月目の二人が、先輩・横井に語った「ホンネの志望理由」とは。
(博報堂プロダクツ データビジネスデザイン事業本部より)
聞き手は二人をよく知る先輩の横井(6年目)がおこないます!
|ホンネの志望理由は?
── なぜ、二人は博報堂プロダクツのデータマーケターに?
合田 僕は、「データサイエンスを活かせる企業」を徹底的に調べました。
その中で、博報堂プロダクツのデータビジネスデザイン事業本部が、一番面白そうだと、1dayインターンで感じました。
── 何が面白そうだったの?
合田 インターンの「商品Aのファンを増やすにはどうするか?顧客データ(ダミー)を用いて提案せよ」という実践ワークが、エキサイティングでした。
── 詳しく聞かせて!
合田 そもそもファンとは?から議論して、実際にexcelでデータ分析。ファンの姿を浮き彫りに。そこから、ファン拡大プランを練り上げる。
2時間があっという間で、「これが仕事って、最高だなぁ」と感じたのを強く覚えています。
── マーケターの「データから戦略をこしらえる」面白さを、垣間見た訳だ。
合田 はい。あと、先輩のユニークさです。たとえば、書籍『あの夏、サバ缶はなぜ売れたのか?』を出版された大木さん。『データシェフ』を名乗って連載コラムを持っている横井さん等。一緒に働けたら楽しそうだなと。
── ありがとう(照) 『サバ缶』といえば、読んでビビ!ときて、宇宙の研究コースからウチのアナリストになったメンバーもいるよ。
合田 そんな方も!笑 あれ、先輩は何専攻でしたか?
── 文学部で心理学。あとは学園祭実行委員会で、前夜祭・後夜祭をひたすら創っていた。
合田 そうだったんですか!そんな「キャラ多様組織」な点も、志望理由でした。
ぼく、データサイエンス専攻の傍ら、バイトを10個やっていたんです。だから、周りからは「お前は外回り営業配属になる」って言われていて。
でも、外回り営業は本当に嫌で。その点、博報堂プロダクツは専門職採用。つまり「10年後もマーケター」。
かつ、「キャラ多様組織」だから、合田でもマーケターになれそう!データサイエンスを活かせそう!と感じました。
── 他社だと「営業マン・合田」だけど、ウチだと 「データマーケター・合田」になれる、と。
合田 まさに。その上で、ビッグデータや人工知能を活用する案件も多い。「データサイエンス×マーケティングの専門性」をガッツリ磨けそうだなと。
── 専門性が重宝される昨今。専門職で「プロのスキル」を会得できる環境、有難いよね。
── 松尾の志望理由は何だったの?
松尾 はい、実は私、インターンや説明会に行けていなくて…。サイトの情報だけ見て、応募しました。
合田 そうなの!? よく入社の決心できたね。
松尾 正直、最初の面接のときは、志望度高くなかった…笑
── おお、まさにホンネ!
松尾 でも、専門職採用だからこそ、「入社後なにやりたい?」の質問に対して、ハッキリ答えられたんです。「5年後、何をやっていたいか」を想像しやすかった。
私の答えに対して、現場社員から「うん、ウチで叶うよ」という反応が。それで嬉しくなって、面接の度に、志望度がぐんぐん高まっていきました。
── そういうことか。で、5年後、なにやりたいの?
松尾 え。…意地悪ですね(笑) 5年後は、「データに基づいて、マーケティングプランをビシっと作れるプロ」になりたいです。
私、海外旅行を分刻みレベルで計画するのが、好きで。その粒度で、マーケティングプランも立てられるようになりたいです。
── いいね、分刻みのマーケティングプラン。チェックするの、骨が折れそうだけど(笑)
── そうそう、海外旅行と言えば、ウチの会社の人、年に1~2回は海外旅行しがち。
松尾 それ、入社後に驚きました。広告=激務のイメージがあったので。先輩も、よく海外行かれていますよね?
── うん。「入社5年間で、10カ国」を旅した。
── モロッコ・ミャンマー・インド・UAE・アメリカ・タイ・オーストラリア・ベトナム・中国・香港かな。
合田 フリーバカンス制度(年2回の5営業日連続休暇)があるからこそ、ですよね。実質、「9連休を年2回取る義務」。しかも、有給休暇とは別。ビックリしました。
── 驚くよね。年末年始も働くのかな?と学生の頃は思っていたけど、勘違いだったなあ。
|入社後のギャップは?
── そうそう、入社後に感じたギャップはある?
松尾 「データ部門なのに、女性が約5割」」いることです。本当に、安心しました。
── 確かに、女性が約5割は、珍しいかも。あと20代が約5割だから、フレッシュな組織だよね。
松尾 はい。他には、マーケティングのコンサルタントとして、「「そもそも何をすべきか」の相談から始まるプロジェクト」もあることです。あるんですよね?
── うん。有難いことに、そういうお話、最近増えている。
松尾 良かった…! あと、パワポの戦略提案書で終わらず、生活者の目に触れる創作物にまで、アイデアを出せる点も、いいなと。
── 確かに、「分析と戦略で終わらず、キャッチコピーとかまで考える」のはウチの特色かも。おれも、CM企画案を、打合せのテーブルにスッと滑らせること、よくある。
合田 おお!そうなんですね。
── ま、大抵、文字通りスベるんだけど。笑
合田 (笑) ぼくは、「お得意先の幅広さ」にビックリしました。配属1日目はロボット、翌日は外資アパレル、その翌日は通信インフラ。しかも、そこは元アルバイト先(笑)
── 他にも官公庁・サッカークラブ・スタートアップなど、枚挙に暇がないね。
自社事業として、スーパー向けアプリ事業を、立ち上げた先輩もいるよ。
合田 ホント、「手を挙げれば、打席は回ってくる」ですね…!
あと、他本部の仕事にも、驚きました。「これ、博報堂プロダクツだったのか!」という事例が満載で。
松尾 それ!日野自動車のヒノノニトンとか!
特に仰天したのは、落合陽一さんが、博報堂プロダクツのフェローであること。
── なんだか、嬉しいギャップの方が、多いみたいね。
|新人が考えるデメリット
── 逆に、デメリットはない?
合田 うーん。なんでしょう、「ルーティン作業が好き」な人には、合わないかも。チャレンジングな環境なので。
松尾 「絶対定時退社!」な人にも、合わないですかね。「Team Max10」(平均労働時間/日を上限10時間にする取組み)があるとはいえ、日によっては遅くなる時もありますから。
── そうだね。ただ、5年前に比べると、労働時間はかなり改善されたけどね。
松尾 5年前は、どうだったのですか?
── 5年前は、てっぺんを超えることがしばしば。
── 長い=良いって暗黙の雰囲気が、漂っていた気がする。
松尾 最近は、てっぺん超え、減りましたか?
── 減ったというより、ほぼ無くなった、に近いかも。本当の正念場くらい。きっと理由は2つ。
── 一つは専門職でスキルを磨けて、効率化できたこと。もう一つは、世論もあり、会社に「Team Max10」が生まれて、組織の意識が変わったこと、かな。
松尾 良かったです。本当に、良かったです…!
|就活生へのメッセージ
最後に、就活生にメッセージをお願いします!
『どんな成長をし、どんな人物になり、どんな仕事をしたいか?』この問いについて、就活でしか出会えない同世代と、ぜひ語り明かしてみてください!
就活は、自分のホンネを見つめ直す良い機会。
ホンネを受け入れてくれる会社に、きっと出会えます。
応援しています。頑張ってください!
【関連リンク】
2021年3月卒業見込み対象インターンシップ(詳細は以下にてご確認ください)
・リクナビ:株式会社博報堂プロダクツのインターンシップ情報|リクナビ2021
・マイナビ:(株)博報堂プロダクツのインターンシップ | マイナビ2021